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茨城大学の教育に関するポリシーとアクション

 茨城大学は、急速に変化する社会に柔軟に対応し、一人ひとりが確かな成長を実感できる学びの在り方を追求してきました。“一人ひとりの確かな成長”とは、学生一人ひとりが「なりたい自分」に向かって、自らが成長する“スチューデント?サクセス”です。その実現に向けて、また、生涯にわたって学び続けることも視野に入れて、次の3つ教育アクションを展開しています。

  1. 社会や世界に開かれたキャンパスを構築し、多様な価値観が交わる中で、新たな学びや創造が生まれる場を提供する。
  2. 一人ひとりの個性や可能性を大切にしながら、社会の変化やニーズに応じた教育を行い、進展するデジタル技術も活用しつつ、学びの質と方法を継続的に改善する。
  3. 初等?中等教育との接続を意識した「学びの連続性」と、大学卒業後も続く「生涯にわたる学び(リカレント教育)」を重視する。

 これらの教育アクションについては、企業?自治体?学校関係者?卒業生など、地域と社会の多様な関係者の声を積極的に取り入れながら、点検評価と、不断の改革に取り組んでいます。

ディプロマ?ポリシー(DP)

 茨城大学の教育目標は、変化の激しい21世紀において社会の変化に主体的に対応し、自らの将来を切り拓くことができる総合的人間力を育成することである。そのために茨城大学の学生が卒業する時に身に付けているべき能力を、以下に示す5つの知識及び能力で構成されるディプロマ?ポリシー(卒業基準)として定める。

 これら5要素の比重は分野毎に異なるが、茨城大学を卒業する学生は、どの分野で学んだとしてもこれらの知識?能力を備えていることが重要である。

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  1. (世界の俯瞰的理解)自然環境、国際社会、人間と多様な文化に対する幅広い知識と俯瞰的な理解
  2. (専門分野の学力)専門職業人としての知識?技能及び専門分野における十分な見識
  3. (課題解決能力?コミュニケーション力)グローバル化が進む地域や職域において、多様な人々と協働して課題解決していくための思考力?判断力?表現力、及び実践的英語能力を含むコミュニケーション力
  4. (社会人としての姿勢)社会の持続的な発展に貢献できる職業人としての意欲と倫理観、主体性
  5. (地域活性化志向)茨城をはじめとする地域の活性化に自ら進んで取り組み、貢献する積極性

教育及び学修に関する統合ポリシー

カリキュラム?ポリシー:DPを達成するための5つのポイント

  1. 共通教育と専門教育の体系的な教育課程の編成
  2. 課題解決能力の育成
  3. 実践的英語能力の養成
  4. 地域?国際志向と態度を育成する教育の推進
  5. 教育の質の保証

キャリア?グローバル化対応ポリシー:基本姿勢

  1. 学生の誰もが働くことが可能となり、その働きに個人的にも社会的にも意義を見いだし、社会人?職業人として自立した生活が送れるように知識?能力を育む。
  2. 地域から世界にわたって広がる多様な文化?社会のもとで、ダイバーシティの観点を理解し、多様な人々と協調して自律的に働く意識を育む。
  3. 仕事のキャリアから人生のキャリアを考えることができるように、生涯にわたって主体的に学び考え続ける意識を育む。

学生支援ポリシー:基本姿勢

  1. 茨城大学の教育目標およびディプロマ?ポリシーを実現するために学生支援が不可欠であることを共通理解として、学生の成長を支え、安全安心な大学生活を保障して、学生の誰もが茨城大学での学修を十分に行えることをめざす。
  2. そのために、障害学生、留学生など特別な支援を必要とする学生に配慮しつつ、学修相談体制の強化、学修環境?学生用施設の設備充実、生活?経済?就職支援等の包括的な学生支援の充実を図る。
  3. 「日常的な学生支援」、「制度化された学生支援」、「専門的学生支援」を充実させつつ、三階層間の連携に配慮する。
  4. 教学支援を進めるパートナーとして、学生支援活動に学生自身が参加する機会を増やし、企画段階への学生参画の拡大を図る。

アドミッション?ポリシー (AP)

茨城大学では、以下の4つの能力と資質を有する多様な志願者に対して、適切な方法の選抜を行って入学者を決定します。なお、それらの内容の詳細は、学部?学科(課程?コース等)毎に異なります。

  1. (知識?技能)大学における専門分野の学修に必要な基礎学力を有していること
  2. (知的関心)自分の身近な事柄だけでなく、地域の事象、自然環境、国際社会、人間と多様な文化等の広い分野に対する知的関心を有していること
  3. (思考力?判断力?表現力)これまでの学習と生活において他者と共に課題解決をめざした経験があり、そのための基礎的な思考力?判断力?表現力を有していること、あるいは、それらを身に付ける意欲を有していること
  4. (主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)これまでの学習と生活において、多様な人々とコミュニケーションを取りながら協働して主体的に活動した経験があること、あるいはそのような活動をする意欲を有していること

学士課程のポリシー(全学)

各学部?学環のポリシー

大学院のポリシー